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今回は代謝を上げる食べ物について紹介していきます。
トマト
トマトに含まれている「13オキソODA」という脂肪酸には、脂質の代謝を促す作用があると考えられています。動物実験において、13オキソODAの摂取により、エネルギー代謝および脂肪燃焼が促進し、血液中の中性脂肪の量が減少したことが確認されていますよ。
また、トマトの色素成分である「リコピン」には血流を促し、臓器や細胞を活発化させる作用があり、代謝を上げるのに役立ちます。
納豆
納豆には、糖質の代謝に欠かせない「ビタミンB1」や、脂質の代謝を助ける「ビタミンB2」が豊富に含まれています。
これらの栄養素は肉類や魚介類にも多く含まれていますが、調理が必要なため、時間がない朝には摂りにくいですよね。納豆なら冷蔵庫から出してそのまま食べられるため、朝食にビタミンB1やビタミンB2を摂りたいときにぴったりです。
生姜
生姜は、身体を温める作用がある「ショウガオール」や「ジンゲロール」が含まれており、冷え性対策に役立つ食材です。また、エネルギー消費量を高める成分や、胃腸の血行を促し、内臓のはたらきを活発にする成分が含まれています。
ある実験において、冷え性の女性が生姜を摂ることで、食事誘発性熱産生や基礎代謝が活性化し、エネルギー消費量が高まることが明らかになっています。
玉ねぎ
玉ねぎに含まれる香り成分である「硫化アリル」は、糖質のエネルギー代謝を助ける「ビタミンB1」と結びつき、ビタミンB1と同様の作用を持つ「アリアチミン」になります。
また、ビタミンB1とは異なり、アリアチミンは分解酵素の影響を受けません。そのため、血液中で長時間保持されるという特徴があります。
にんにく
前述した玉ねぎと同様に、にんにくには「硫化アリル」が含まれているため、ビタミンB1の作用を長時間保つのに役立ち、糖代謝を促進します。
また、にんにくは呼吸器系にはたらきかけて、酸素の供給と老廃物の排泄を促す作用があります。栄養素の運搬をスムーズにして、代謝を活性化してくれますよ。
黒酢
筋たんぱく質の分解を抑制する作用がある「アミノ酸」が、ほかの酢より多く含まれているのが黒酢の特徴です。また、血流を促したり、脂肪の吸収を抑制したりするはたらきがあります。
ある実験において、黒酢の継続摂取と運動の組み合わせにより、脂肪由来のエネルギー消費量が増加し、皮下脂肪が減少することが明らかになっています。黒酢を摂る場合は、運動をしっかりおこないましょう。
緑茶
緑茶の渋み成分である「カテキン」には、肝臓での脂質代謝を高め、エネルギー消費量を増やす作用があります。
また、継続的に摂取すると食事から摂った脂肪の燃焼を促すことから、食事誘発性熱産生を上昇させるのにも役立ちます。とくに内臓脂肪が多い人は、食事誘発性熱産生が少ない傾向にあるため、緑茶の摂取がおすすめです。
唐辛子
唐辛子の辛味のもとである「カプサイシン」は、エネルギー代謝を促進する成分です。交感神経を活性化して体熱の生産を増加させたり、脂肪代謝を促したりする作用があります。
また、動物実験では、カプサイシンの長期的な摂取により、体脂肪の蓄積を抑えることが明らかになっていますよ。
基礎代謝を増やすことで、効率よくエネルギーを消費できます。基礎代謝を増やすには、筋肉量の増加が欠かせません。また、食事の栄養バランスを整え、代謝をサポートする栄養素をしっかり摂ってくださいね。
919スタッフ 葛西
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