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今回は胃に優しい食べ物について触れていきたいと思います。
肉
脂肪の少ないものがベストです。鶏ささみ、鶏もも(皮を除く)、赤身の牛肉など。ただし牛肉は、ごく薄く切り、味付けは薄めにします。いくら赤身でも、血が滴るようなステーキなどは、胃にやさしいとは言えません。
魚
脂の多いサバやウナギなどは避け、たらやたい、カレイなどの白身の魚を選びましょう。調理法は煮魚や蒸し物で。見た目の通りですが、タコやイカなどの消化の悪いもの、刺身など生の魚は、胃の調子が悪いときは避けたいものです。
卵
半熟にゆでた卵、茶碗蒸しなどは胃にやさしく、食べやすく、理想的です。同じ卵でも、生卵は胃が弱っている間は控えた方がよさそう。日本で市販されている卵では、サルモネラ菌による食中毒が起こることは極めて稀ですが、体調がすぐれないときにあえて危険を犯すことはありません。
豆腐
消化の良い食品の代表のような豆腐。どう食べても大丈夫ですが、湯豆腐や冷奴の薬味などで、刺激の強いものをいっしょにとってしまうと逆効果です。冷奴も普段よりも冷やし方を少しゆるくして、胃に与える刺激がミニマムになるよう注意しましょう。
野菜
消化に時間がかかり、食べ物が胃に滞在する時間が増えるのは、胃に負担をかけるもとになります。そういう意味で、体調の良いときなら大歓迎の食物繊維も、胃が弱っているときには避けたい成分のひとつです。じゃがいもやにんじん、かぼちゃなど、食物繊維が少ない野菜を食べておきましょう。
うどん
うどんは消化吸収がよいので、胃が弱っているときにもおすすめの食材。つるつると食べやすいので食欲がないときにもおすすめです。といっても、レタスやきゅうりのたっぷり乗った冷たいサラダうどんなどではなく、温かい出汁でいただくメニュー、しかも脂分の少ない卵とじうどんなどが理想的です。
ごはん
日本人にとっては日頃食べ慣れたごはんはいちばん安心できると思います。柔らかめに炊いたごはんをよく噛んで食べれば、胃への負担も軽くなりますが、それ以上にやさしいのはやはりおかゆ。米1に対して水が10の割合で作った五分粥などを、少量の梅干しやおかかなどでいただきます。
飲み物
胃を刺激しやすい炭酸飲料や冷たい飲み物は避け、カフェインレスで刺激の少ないほうじ茶や、白湯などが良いでしょう。また、一見胃を荒らしそうなコーヒーは、意外なことに消化を助け、ストレスも軽減させるというお役立ち効果もありますが、それは胃の調子が良いときの話。弱っている胃にはやはりコーヒーは刺激物なので、避けたほうが無難です。
餅
もち米を柔らかく炊いて潰してねったものですから、消化が良くないわけがありません。ということで、胃が弱っている時には餅も便利な食材です。シンプルなお雑煮も良いですが、おかゆに混ぜてみたり、きな粉をまぶしておやつにしたり、合わせる食材選びに注意しつつ、バリエーション豊かにいただけます。
919スタッフ 葛西
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